病人の内心「病人を支える良き理解者とは?」
病気になれば分かると思うのですが、健康=心の健康って言えるんですよね。人にもよると思いますが、つまり病気になれば心も病気になるってはる蔵は思うのです。この記事で言う病気とは治療が困難な重い病だったり、生死を考えさせられる病気等のことです。
はる蔵の場合は前回記事にした肺気胸での5日間でも感じたのですが、何よりそう感じたのは、2度目の肺気胸の時です。
自分の中で死を覚悟するような状態に陥ったわけなんですが、相当心が弱まりましたね。
そして俳優の渡辺徹さんが心筋梗塞によって死の恐怖を語った際にも以下のように言っておられました。
病気になるとちっちぇーちっちぇー
by 渡辺徹
【番組】よく聞かれる質問バラエティー みみたこ ゴールデン芸能人SPより(放送日:2012/09/27)
はる蔵からしたら、まさしくこの言葉通りだと思います。
例え普段から強く、たくましい心や意思を持っているよう人でも、全員と言っても過言ではないくらい病気になると心が弱くなるものではないでしょうか。普段だったら「なに情けないことを」って思うようなこともとても不安に感じるのです。
それを見せる隠すかは人それぞれですが、前者、後者とも内心は不安でいっぱいなことでしょう。ナイーブと言うかデリケートな状態になっているんですよね。
病人を支える者の良き理解者とは?
病気になった者だけが辛いとは言いませんし、きっと病気になった家族や周りの者も辛い気持ちでいっぱいでしょうが、何よりも辛いのは病気になった本人です。
俺の場合は平常を装ってましたが、人によって・性格によっては強がるかもしれません。逆に弱音ばかりで周りがイライラするかもしれません。八つ当たりしてくるかもしれません。これは病気の重度にもよることでしょう。
病人を支える人はどんな態度や弱みも見せられても、受け入れ、心の病気を吹っ飛ばすくらいの勇気付けをしてあげてほしい。それが俺の体験談によるメッセージです。
病人の励まし方、元気が出るようにするにはその人なりで何とも言えないのですが、共通する部分は不安を理解してあげることでしょう。
病気になると人が変わったかのように、ちっちゃくなるものなんだということを理解してあげてください。それが病人にとって良き理解者となるはずです。
今はそんな存在が身近にいなくても、いずれそんな時が来た時これだけは理解してあげましょうね。
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